正直、自分が「フルマラソン完走」を目指す日が来るとは思っていませんでした。
むしろ昔の私は、運動を“気合い”でやるタイプでした。学生時代はバスケ中心で、走ること自体は嫌いではなかったものの、何度もふくらはぎを肉離れ。無理して復帰して、また痛める。その繰り返しでした。
年齢を重ねるにつれ、「昔と同じ感覚では体がついてこない」という現実も痛感するようになります。そして気づけば、完全にバスケから離れていました。
そんな自分が、今また少しずつランニングを続けています。きっかけは、韓国の友達たちでした。
韓国で始まっていた“ランニングブーム”
最近、韓国の友達とのカカオトークのグループチャットが、ほぼランニング報告会みたいになっています。
「今日は10kmを52分で走った」
「ハーフマラソン予約した」
「自己ベスト更新した」
そんなメッセージが毎日のように飛んできます。
最初は「みんなすごいな…」くらいに見ていました。でも、不思議なもので、毎日見ていると少しずつ影響を受けるんです。
特に韓国は最近、本当にランニングブームらしく、SNSでもランニング投稿をかなり見かけます。おしゃれなランニングウェアを着て、漢江(ハンガン)沿いを走る文化も広がっているそうです。
そんな友達たちを見ながら、ふと思いました。
「人生一回しかないし、自分もいつか韓国の友達と一緒にマラソン大会を走ってみたいな」
その時に頭に浮かんだのが、「春川(チュンチョン)マラソン」でした。韓国ではかなり有名な大会で、景色も良く、日本から参加するランナーも多いそうです。
“いつか友達と一緒に完走してみたい”
今の自分の目標は、それです。





でも現実はそんなに簡単じゃない
もちろん、気持ちだけでは続きません。実際、自分は何回も挫折しています。
最初はやる気満々で、ランニング本を読んだり、YouTubeで初心者向け動画を見たり、GeminiやChatGPTに「40代初心者向けランニング習慣化」「ケガしにくい走り方」「フルマラソン完走ロードマップ」などを聞きまくりました。
AIと相談しながら、
- 週3回走る
- 心拍数140前後を維持する
- 最初は5km以下
- 月ごとに距離を少しずつ伸ばす
など、かなり細かく計画も立てました。
でも現実はそんなに綺麗にはいきません。
数週間続いて止まる。また始めて止まる。ケガして止まる。モチベーションが消える。「やっぱり自分には無理かも」と、何回も思いました。
最近ようやく分かってきた「続く人の考え方」
でも最近になって、少しだけ分かってきたことがあります。
続く人って、“気合い”で走っていないんです。むしろ、「できるだけ頑張らない工夫」をしています。
自分が一番変わったのは、「目標設定」でした。
以前は、
- 今日は5km走る
- タイムを縮める
- ペースを守る
など、“結果”ばかり考えていました。
でも、それだと仕事で疲れた日や、子どもの対応でヘトヘトの日に、一気にハードルが上がります。すると、「今日はもういいや…」になる。
だから今は、かなり考え方を変えました。
最近続いている最大のコツは「とりあえず出る」
今の自分の目標はかなりシンプルです。
「外に出ること」
だけ。
走れなくてもいい。速くなくてもいい。距離もどうでもいい。とにかく、ウェアに着替えて外に出る。
これだけにしました。
すると不思議なことに、意外と走れる日もあるんです。逆に、「今日は5km絶対走る」と決めると、出る前からしんどくなる。
これはかなり大きな発見でした。
「服を選ばない」は本当に大事だった
もう一つ、かなり効果があったのが、「ランニングウェアを固定したこと」です。
以前は、
「今日はどの服着ようかな」
「寒いかな」
「洗濯してたっけ」
など、出発前に細かいことで止まっていました。
でも今は、ほぼ同じパターンに固定しています。
例えば、
- 黒系のウインドブレーカー
- 黒のランニングパンツ
- ナイキのショートパンツ
- キャップ
- 速乾系の長袖ウェア
などを、すぐ着られる状態でまとめて置いています。

最初は「服くらい適当でいいでしょ」と思っていました。でも実際は、“何を着るか考える”だけで人は意外と止まります。
特に仕事終わりや、子どもの対応で疲れている日は、小さな判断でも面倒になるんです。
だから今は、「考えなくても出発できる状態」を作るようにしています。
すると不思議なことに、「今日はやめようかな」と思う日でも、とりあえずウェアを着て外に出られるようになりました。
本当に、“人間は面倒になると止まる”んだなと実感しています。
そして最近またケガをした
ただ、現実はやっぱり甘くありません。
最近また脚を痛めました。昔から肉離れを繰り返していたふくらはぎ周辺が、また怪しくなっています。
以前の自分なら、「せっかく続いてたのに終わった…」となっていたと思います。でも最近は、少し考え方が変わりました。
歩くだけでもいい。外に出るだけでもいい。完全にゼロにしない。
これを意識しています。
実際、歩くだけでも気分はかなり変わります。そして、「自分はまだ続けている」という感覚も残ります。
これが、意外と大事でした。
40代のランニングは「戦略」が必要だと思う
20代の頃は、気合いで何とかなっていました。でも40代は違います。
無理すると壊れます。
しかも、仕事・家庭・育児がある中で時間も限られている。だからこそ、
- ケガしない
- 続ける
- ハードルを下げる
- 習慣化する
という“戦略”がかなり大事だと感じています。
昔の自分みたいに、「根性で毎日走る」は、多分長続きしません。むしろ、「今日は歩くだけでもOK」くらいの方が、結果的に長く続けられる気がしています。
まとめ|今の目標は「チュンチョンマラソン完走」
今の自分には、まだフルマラソンを完走できる自信はありません。
でも、「いつか韓国の友達と一緒に走りたい」という目標ができたことで、少しずつ続けられるようになりました。
そして最近は、「速くなること」よりも、「やめないこと」の方が大事だと思っています。
歩くだけの日があってもいい。走れない時期があってもいい。また戻ってくればいい。
40代のランニングは、“根性”より“継続戦略”なのかもしれません。
いつかチュンチョンマラソンを完走できたら、その時はまたこの記事の続きを書きたいと思います。
よくある質問(FAQ)
40代からランニングを始めても遅くない?
全然遅くないと思います。実際、自分の周りでも40代から始める人はかなり増えています。
ランニングが続かない時はどうしてる?
最近は「走る」ではなく、「外に出る」を目標にしています。ハードルを下げると続きやすくなりました。
ケガした時は完全休止した方がいい?
痛みの程度にもよりますが、自分は「歩くだけでも続ける」を意識しています。完全にゼロにすると戻るのが大変でした。

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